2026-09-29
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先ほど、日本を公式訪問中のオチラル・モンゴル首相と首脳会談及びワーキング・ディナーを行いました。 首脳会談では、まず、私から、オチラル首相の就任後初の二国間訪問先として、日本を選んでいただいたことを歓迎した上で、モンゴルの最も重要な「第三の隣国」として、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下、モンゴルの自律性・強靱性を支えていく旨を申し上げました。 その上で、「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」の下、更なる協力を進めることを確認し、安全保障面、さらにはAIといった新たな分野での協力についても議論していくことで一致しました。 また、来年の「外交関係樹立55周年」に当たり、当時の岸田総理とフレルスフ大統領が発表した2022年の首脳共同声明・行動計画を踏まえた、経済分野をはじめとする協力の進捗を共に確認し、両国で連携を強化していくこととしました。 さらに、近年モンゴル経済が好調に発展を遂げていることを踏まえ、進化したFOIPの下、両国間の経済分野での協力関係をいかに深化させていくか意見を交わし、オチラル首相の推進するビジネス環境の整備促進のため、議論を一層深めるとともに、租税条約の締結に向けた交渉の早期開始や、社会保障協定の予備協議の実施で一致しました。 この首脳会談の機を捉え、本日、日本企業が運営に参画しているチンギス・ハーン国際空港の拡張に関する円借款の交換公文の署名・交換を行いました。 空の連結性の鍵であるチンギス・ハーン国際空港における日・モンゴル間協力は重要であり、本協力は日本企業のモンゴルとの貿易やビジネスの促進に資するものです。 パワー・アジアの下、石油備蓄や再生可能エネルギー関連分野で積極的に協力していくことも一致しました。 国連を含む国際場裡での協力及び地域の平和と安定に向けた協力についても、一層強化していくことを…
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<スギから生まれる高機能プラスチック代替素材> 3つ目は、「改質リグニン」という「スギ」を原料にした世界で初めての新素材です。 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所の上席研究員でもある、(株)木質素研究所(リグニンラボ)の山田竜彦取締役CTOからご説明いただきました。 「改質リグニン」は、強度や加工性に優れ、半導体材料や繊維強化プラスチックなどの石油由来の材料を超える、「高機能材料」としての利用が期待されています。 「スギ」花粉症に悩む方々も多くおられますが、国内の「スギ」人工林は、その約6割が「利用期」を迎え、安定供給が可能になっており、「スギ」を活用することで中山間地域に新たな素材産業を創出することも期待できます。 使い道としては、特に運輸部門で、「材料の強度・軽量化」や「バイオマス素材の活用」への関心が高いそうで、例えば、昨年末から、一部の私鉄で、「改質リグニン」を使った「ブレーキ」のテスト搭載が始まっているとのことでした。 高機能プラスチックを「改質リグニン」で代替することが期待できるので、EVやドローン、半導体の分野等での幅広い活用が期待できそうです。 また、国際情勢に左右されるナフサ由来のプラスチックを減らし、国産「スギ」で代替できるため、「経済安全保障」の面でも有効な技術といえます。 デモンストレーションとして、車の「ボンネット」をご持参いただき、官房長官に、従来の製品と「改質リグニン」を使用した製品の両方を実際に持って、比較してもらいました。 官房長官も「リグニンを使った製品は指でも持てる軽さ」と仰っていたので、私も持ってみましたが、本当に軽くて驚きました。 かなり燃費が向上することでしょう。 この技術もまた、「エネルギー効率化」といった社会課題を解決すると同時に、「価格競争力」も期待できる技術であり、成長の「原動力」になり得…
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<省エネと脱炭素を支える超断熱材素材> 2つ目にご披露いただいたのは、新しい断熱技術「TIISA」(ティーサ)です。 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)の主任研究員である、同機構発のベンチャー企業(株)Thermalyticaの創業者兼CTOのウー・ラダーさんからご説明いただきました。 世界で消費されるエネルギーの約75%が無駄になっており、その大きな要因の一つが、建物の断熱不足に伴う「エネルギー損失」だそうです。 従来、既存の「断熱材」で高い性能を得るには素材を厚くする必要がありましたが、20年の研究成果として、「超断熱材料」の「TIISA」と、その「TIISA」を含んだ世界初の「超断熱塗料」を開発されたそうで、わずか2〜3ミリの薄さでも1300℃の炎を遮断することができるようになったそうです。 実際に、「超断熱塗料」を手に塗って、バーナーで火をあてる動画も拝見し、断熱・遮炎の効果を目の当たりにすることができました。 デモンストレーションとして、私自らが、「超断熱塗料」と既存の「断熱塗料」をそれぞれ塗布した金属板を熱したものに触れ、効果の違いを体感しました。 この塗料は、市販のものと比べ約2.5倍の断熱性能を持つため、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な室内環境を保つことができるそうで、エアコンだけでは十分な冷却効果が得られなかった施設に、実際に導入した結果、屋根と外壁に施工することで電気代を約6割削減できたとのことです。 実際に、説明された方ご自身も、国連の事業の一環として、今年4月にウクライナを訪問され、キーウの暖房が機能しない子ども病院で塗装を行い、室内外の温度差を6.6℃改善することができたとされていました。 また、この断熱塗料は、液体水素の輸送に必要な-253℃の低温領域にも対応でき、「水素社会の実現」にも貢献できると伺いました。 省エ…
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昨日、「横浜グリーンエクスポ」の関係者の皆様が官邸にお越しになり、3つの最先端の「グリーン技術」をご披露頂いたことを報告しましたが、それぞれについて、詳しくご紹介いたします。 <“土に還る” 公式ボランティア・スタッフユニフォーム> 1つ目は、「横浜グリーンエクスポ」の公式ボランティア・スタッフユニフォームに使用される、高機能でありながらも環境に良い「着るグリーンテック」です。 開発された(株)ピエクレックスの玉倉大次代表取締役社長に、実際にユニフォームを着用いただきながらご説明いただきました。 元になる素材は、トウモロコシ由来で、微生物の働きにより水や二酸化炭素などのレベルにまで分解される「生分解性」を持つ「ポリ乳酸繊維」で、植物が持つ力を活かし、世界初の「2つの機能」を実現されているそうです。 1つは、「圧電技術」といい、動くことで発生する微弱な電気の力を用いて、薬剤を使わずに「菌の増殖を抑える」技術、もう1つは繊維自体から肌に優しい「乳酸を滲み出させる」技術だそうです。 また、一般的なアパレル製品は、繊維以外に、ボタン、ファスナーなど、さまざまな部材からできており、循環が容易ではないそうですが、こうした課題を解決するため、多くの企業・団体の方々と連携され、「生分解性素材」の利用促進、分解できないファスナーなどの「部材を取り外しやすい製品」の設計、製品回収、堆肥化まで責任を持つ仕組みを構築されているとのこと。 この「着るグリーンテック」は、横浜グリーンエクスポの1万人以上のボランティアスタッフらが着用するユニフォームで活用されることが決まっており、来場者の方に、「循環型社会」実現への取組が、楽しいものであることを感じてもらいたいとのことでした。 デモンストレーションでは、使い終わった製品が堆肥になり、土へ還り、そこから植物が育っている様子もご披露いただ…
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本日午前、内堀福島県知事、吉田大熊町長、伊澤双葉町長が、官邸にお越し下さりました。 皆様から、帰還困難区域の避難指示解除や除去土壌等の県外最終処分、廃炉、汚染水・処理水対策などの課題や、帰還困難区域の御自宅に泥棒やイノシシが入ることなど多くの方がお困りの切実なお話をお伺いしました。 「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし」。 高市内閣としてもこの方針を堅持し、これまで以上にスピードアップしてまいります。 福島の復興は長い道のりであり、決して風化させてはなりません。 被災地の皆様の声に耳を傾けながら、現場主義に徹したきめ細かな対応により、福島の復興・再生に、国が前面に立って、最後まで、責任貫徹の思いで取り組んでまいります。 細野大臣は、当事者としてこれまで福島や東北の復興に取り組んでこられました。 その知見の横展開を期待するとともに、地震や豪雨災害への対応を福島県でもしっかり行うべく、細野大臣には、防災大臣も兼務いただくこととしました。 細野大臣には、全ての知見を使って、福島のために働いていただくことを期待しています。 今年度から始まった「第3期復興・創生期間」においても、復興に向けた様々な課題を解決するため、これまで以上に福島の復興に全力で、またスピーディーに取り組んでまいります。
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