2026-10-16
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灯油は、冬季の暖房に用いられるなど、国民生活、特に寒冷地の皆様の暮らしを支える不可欠なエネルギーであり、その安定供給は重要な課題です。 足元では、一部の卸売事業者が、例年の需要を大幅に上回る注文を行う動きがある中で、一部の石油元売事業者が、安定的な供給を継続できるよう、取引先に対して、想定需要を上回る過度な注文を行わないよう要請する動きもみられます。 また、国際的な精製能力低下に伴い、原油に比して輸入灯油の価格は高止まりしており、国内の灯油価格も、輸入価格の影響を大きく受ける可能性があります。 原油については、10月は前年平月比約10割の調達ができる見込みであり、引き続き、原油や灯油を含む石油製品は「日本全体として必要となる量」を確保できていますが、冬季を迎える前のこのタイミングで対策を強化します。 具体的には、 ①石油元売事業者、輸入商社、卸売事業者に対し、前年同月比で同量の販売・注文を要請します。 ②供給の偏りや流通の目詰まりが発生する場合に石油元売事業者から直接販売を実施する「灯油直販スキーム」を新設します。 ③また、輸入灯油に対し、輸入価格と国内卸価格の差額を「輸入灯油調整単価」として補助する制度を導入します。 石油元売事業者等と緊密にコミュニケーションをとり、灯油をはじめとした石油製品の供給に支障が生じないよう、万全を期すとともに、「供給の偏り」や「目詰まり」など、国民の皆様の命と暮らしを支える分野でのお困りごとを1件1件、着実に解消していきます。
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本日、日本で初となる、茶道、華道、書道、食文化などの「生活文化」に関する「人間国宝」の認定について、「文化審議会答申」がなされました。 「人間国宝」とは、『文化財保護法』に基づいて、芸能や工芸技術などの特に価値の高い「わざ」の高度な体得者などとして、「重要無形文化財」の保持者又は保持団体に認定された皆様のことです。 この「重要無形文化財制度」は、昭和29年に創設されたものですが、昨年、約70年ぶりに、分野が拡大され、茶道、華道、書道、食文化などの「生活文化」が対象となりました。 この度、以下の3名の皆様が、「人間国宝」の認定について「答申」されましたが、その皆様のこれまでの御功績に敬意を表しますとともに、心よりお祝い申し上げます。 1人目は、華道「立花(りっか)」について、「池坊専永(いけのぼう せんえい)様」です。 「立花」は、草木や花を用いて、自然の風景や生命の営みを一つの花器の中に表現する、華道の伝統的な様式であり、池坊様は長年にわたりその技法と精神を受け継ぎ、その継承に尽力しておられます。 2人目は、酒「吟醸造り(ぎんじょうづくり)」について、「農口尚彦(のぐち なおひこ)様」です。 「吟醸造り」は、香りや味わいを追求した日本酒造りのわざであり、農口様は70年以上にわたって酒造りに携わり、日本の吟醸酒の発展を牽引しておられます。 3人目は、料理「京料理(会席)」について、「髙橋英一(たかはし えいいち)様」です。 「京料理(会席)」は、季節感やもてなしの心を表現する京都の伝統的な料理文化であり、髙橋様は老舗料亭「瓢亭(ひょうてい)」の料理人として伝統を継承・発展させ、わざの公開などにより、日本料理全体の発展に貢献しておられます。 今後も、我が国の長い歴史の中で培われた伝統を大切にし、貴重な文化を適切に保存・活用し、次代へ継承してまいりましょう。
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